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『どこいったん』

関西弁の軽みとブラックな内容が後引く1冊。

 

クレヨンハウス(2011)

作 ジョン・クラッセン  訳 長谷川義史

私的推奨年齢 3歳~

絵のタッチ 無表情な動物たちがなんだか怖い

こげ茶と赤のみで描かれる、無表情な動物たちが独特なオーラを放っていてなんだか怖い。主役のクマさんはマジでサイコパス顔ですw

ストーリー くまさんが失くしてしまったお気に入りの帽子を探す話。

お気に入りの帽子を失くしてしまったくまさんは、他の動物たちに「ぼくのぼうしどこいったん?」と聞いてまわります。でもだれも帽子の在りかを知りません。「見つかれへんかったらどないしよう」と落ち込むくまさんに、鹿さんが「どんな帽子?」と尋ねます。「赤こうて、とんがってて…」と説明するうちに、くまさんはさっき帽子なんて知らないと答えたうさぎさんが帽子をとった犯人だと気が付きます。そもそもうさぎさん、くまさんに帽子のことを聞かれたとき、思いっきり帽子かぶってるしめっちゃ挙動不審だったんです。うさぎに詰め寄るくまさん。次の場面ではくまさんは帽子をかぶっています。りすさんに「ぼうしかぶったうさぎ、どこいったん?」と聞かれたくまさんは答えます「し、しらんよ。なんで僕に聞くん?うさぎなんてしらんで?さわったこともないわ~」・・・めっちゃ挙動不審。

 

「くまさんが帽子を探す話」というととても可愛らしい感じですし、関西弁に訳されているせいもあって、ほんわかムードでお話は進んでいます。でも最後の方になって、「あれ?うさぎは一体どこへ消えたの?」ってところから世界が変わる、ちょっとブラックなお話。その切り替わりがオセロのようで面白いです。昔話とか童話って結構残酷なものが多いですけど、その流れをくんでいるというか…。うちでは2歳の頃から読んでいましたが、お話の意味が分かるようになってきたのは3歳以降です。「うさぎさんどうなっちゃったんだろうね?」と聞くと、凄い笑顔で「きっと食べられちゃったんだよ~!」と答えます。子どもってちょっと残酷なお話も好きなようです(;^ω^)

 

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