『くだもの』

うちの母は何にも贅沢はしないけれど果物に関してだけは金に糸目をつけずに高いものを買う人で、双子も赤ちゃんの頃から美味しい果物を食べさせてもらったおかげで、果物が大好きです。ばぁばが食べさせてくれる高級フルーツで舌の肥えた双子は私が安売りのりんごとかみかんとか買ってくると見抜くうんですよ(-_-;)困ったものです。。そんな果物大好きツインズが赤ちゃん時代好きだった絵本です。

 

福音館(1983)

作 平山 和子

私的推奨年齢 0歳

絵のタッチ 超写実的

果物のツヤ、表面についた水滴まで、写実的に描かれています。まるで写真のようにリアルな絵に、大人が感動します。写真のようにリアルなんだけど、写真よりきれいなんですよね~!

ストーリー 果物のビフォア・アフター

すいか・もも・りんご・くりなど、様々なくだものの丸ごとの姿と、皮をむいて食べやすい状態に切った姿が、「さあどうぞ」の言葉と共に順番に描かれます。最後にバナナだけは、「バナナの皮むけるかな?」の言葉と共に手渡され、上手に向けてにっこり微笑む女の子の顔が添えられています。

果物って丸ごとの姿と切った後では、見た目が全然違いますよね?大人は経験があるから、丸ごとの状態を見れば切った後の姿をイメージできるし、切って提供された果物を見れば、丸ごとの姿を思い描くことができます。でも赤ちゃんにとってはそうではないですよね。いつも離乳食で小さく切ったりんごやバナナを食べていたら、親が「これがりんごだよ」と見せて教えないと、丸ごとのりんごがどんなものか知ることはできないですよね。赤ちゃんってそうやって何もしらない状態からひとつひとつ学んでいくんだと思うと感慨深いです。

この絵本はただただキレイな絵を楽しみながら、「食べちゃおうかな~?ぱくっ!美味し~」「ちいちゃんも食べてごらん」なんて感じで親子でキャッキャしながら読むのが楽しかったです(*^-^*)

 

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